昨日のつづきです。
いままで食事の種類に関して話してきましたが、今度は量のはなしです。
患者さんの口の中を見ていると、むし歯や歯周病の人は、
みなさん口の中の頬の内側や舌がむくんでます。
口の粘膜は消化管の入り口なので、中のほうもむくんで疲れてるのだと
想像されます。
ですので、歯や歯肉に痛みがあって来院された場合は、応急処置や消炎処置を行い、
2,3日は食事の量を腹8分以下にして、
消化のいいものを取ってもらうようにします。
基本的に1日3食をキッチリ食べるのは食べ過ぎだと思われます。
特に年配方は、朝、昼、おやつ、晩、デザートとしっかり食べることが健康の秘訣と
思ってることが多く、
テレビで○○がいいと聞くとそれを食べ、
また違う番組で△△がいいと聞くとまたそれを食べ、
CMで◇◇がいいときくと、それを食べ、
どんどん足し算して食べ過ぎて、病気になっていると思われます。
さらに、今回の騒動で、家にいる時間が多くやることがないと、
もう食べるしかない(笑)
しかし、食べ過ぎで健康な人はいません。
私の仕事は毎日直接口の中をみているので、
ぱっと見るだけで、普段の食生活がだいたいわかります。
患者さんによく驚かれます。
何をどれくらい食べるのかは、その人それぞれで違うので、
その都度相談して進めています。
尊敬する中村天風先生も、食べ過ぎないことを推奨してますので、参考にしてください。
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